新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、令和3年度の催事の多くは前年度に引き続き中止となりましたが、幸いにも「紅葉とたてもののライトアップ」は2日間の日程で実施ができました。暖かい日が続いたこともあり、紅葉の色づきはもう少しといった印象でしたが、今年も多くのお客様にお越しいただきました。
前年に引き続き、ワークショップ等は行わず、民家の炉焚きや暖炉の火入れといった、静かにご鑑賞いただくイベントが中心でしたが、その中でもキャンドルナイトは、開催中の展覧会と絡め園所蔵の「土製耳飾」をモチーフとしたデザインで、すぐ横にある復元縄文住居と合わせ、多くの方に楽しんでいただきました。また、地元、小金井市の国際基督教大学高等学校の生徒さん制作の「切り絵のランタン」の展示も、例年以上の数を出展いただき注目を集めていました。さらに「キッチンカフェ」にはキッチンカー4台に来ていただき、あたたかな食事や飲み物を提供していただきました。
夜間のイベント実施が限られる情勢下で、事前予約などお客様のご協力のもと無事に実施が叶いましたことを、改めてお礼申し上げます。