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朝顔・ほおずき市
朝顔・ほおずき市
咲き誇った大輪の朝顔と丸々と実ったほおずきが皆様をお待ちしています。
◆開催日:7月9日(土)7月10日(日)
◆開催時間:8:30~ (※品物がなくなり次第終了となります。)
JA東京むさし小金井地区との協力で産地直送新鮮な野菜などを販売します。
江戸時代に流行した“変化朝顔”の一端をご紹介いたします。
◆開催日:7月2日(土)~17日(日)
◆開催場所:ギャラリー展示にて
渡辺治子さん(江戸川区・ガラス工芸)によるガラス工芸品の展示販売を行ないます。
◆開催時間:9:30~16:30
◆開催場所:ビジターセンターにて
江戸時代には、ほおずきは手遊びや薬用として大変愛用されていました。手遊びには、ほおずきの種子を取りだした実を口に含んで鳴らすものや、実を吹き上げて遊ぶものなどがあり、種子を揉み出すときは「根はねんねん出ろ、種はたんねん出ろ」という唱え言もあったそうです。
ほおずきの青い実を陰干しにして鎮静剤とするのは平安時代から行われていたようですが、その他の薬用として、安産の妙薬、利尿剤、小児の解熱、頭痛、腹痛、のどの薬など用途が広く、特に江戸時代には多用されました。
ほおずきは鬼灯とも書き、七夕や盆には庭先や仏壇に飾られ、盆の精霊迎えにほおずき提灯を使用します。
現在、浅草の浅草寺境内では、四万六千日の縁日にほおずき市が開かれています。以前は雷よけとして赤トウモロコシが売られていましたが、いつのころから赤トウモロコシがほおずきになったそうです。
日本の朝顔は、奈良時代の末期に遣唐使の一行によって中国からもたらされたとか、朝鮮の百済から持ち込まれたとかいわれますが、証拠になるようなものは残念ながら残っていません。
伝来した当初は下剤などの薬用として栽培されていましたが、その頃の花は青色で小ぶりの 地味な花だったそうです。それ以降約1000年の間には白と浅黄の2色のものが出現し、文化・文政年間(1804~30)になって急激に栽培熱が盛り上がり、品種改良が進み、突然変異も再々繰り返されて、次々と現在見るような多くの花色、模様が出現し、葉形、花形も多種多様のものが現れたということです。
江戸で朝顔が栽培された起源は文化三(1806)年の大火後です。大火により、下谷の辺りが広大な空き地となり、そこに植木屋たちが色々な珍しい朝顔を咲かせたのが始まりとされています。やがて少しずつ広まって、幕臣・僧侶・裕福な町民たちには趣味として、また下級武士には生活の糧として、やがては一般庶民にまで広まっていきました。朝顔の流行というものは何度となくやってきていました。そこには様々なドラマも・・・。ここでは長くなってしまうので、続きはたてもの園で。
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