復元工事の記録

最終更新:2013年(平成25)12月9日

解説協力:株式会社 建文

デ・ラランデ邸

この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年(明治43)年ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わりましたが、1956年(昭和31)から、乳酸菌飲料カルピスの発明者として知られる三島海雲氏がこの住宅に住んでいました。1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。

  • 2011年(平成23) 10月18日

    デ・ラランデ邸

    敷地内の樹木の移植を終え、仮囲いを設置。

  • 10月24日

    デ・ラランデ邸

    給水管分岐工事。

  • 10月24日

    デ・ラランデ邸

    部材の状況調査や分類、仕分けをするための下小屋の建設。

  • 11月26日

    デ・ラランデ邸

    3階部分の部材の状況確認のため、実際に広げてみました。

  • 11月28日

    デ・ラランデ邸

    3階部分の部材の状況確認のため、屋根組の仮組をしました。

  • 12月9日

    デ・ラランデ邸

    センターゾーンにて、事務棟から現場へ電気を引くための電気設備埋設配管の工事

  • 12月13日

    デ・ラランデ邸

    センターゾーンにて、電気設備埋設配管の工事が続きます。

  • 12月23日

    デ・ラランデ邸

    旧材の確認および補修作業の様子。

  • 2012年(平成24) 1月10日

    デ・ラランデ邸

    厨房棟の工事が進んでいます。

  • 1月19日

    デ・ラランデ邸

    2階床梁 松丸太加工の状況。

  • 1月19日

    デ・ラランデ邸

    建具から既存の金具を取り外します。

  • 1月19日

    デ・ラランデ邸

    調査中の建具。既存の塗料を剥がし、オリジナルの状況を確認します。

  • 1月30日

    デ・ラランデ邸

    厨房棟の工事。コンクリートを流し込むための型枠を組み立てています。

  • 3月7日

    デ・ラランデ邸

    厨房棟の工事。コンクリートの流し込みが完了し、型枠を解体しました。

  • 3月13日

    デ・ラランデ邸

    基礎工事の前に砕石を敷きます。

  • 3月13日

    デ・ラランデ邸

    作業棟の中では、大工さんが1階の柱を加工しています。

  • 3月15日

    デ・ラランデ邸

    砕石敷きを終え、これから捨てコンを打設します。

  • 3月15日

    デ・ラランデ邸

    捨てコン打設作業。

  • 3月15日

    デ・ラランデ邸

    捨てコンが打設されました。

  • 3月27日

    デ・ラランデ邸

    次に基礎のコンクリートを打設します。

  • 3月27日

    デ・ラランデ邸

    基礎のコンクリート打設。

  • 3月27日

    デ・ラランデ邸

    基礎コンクリートが打設されました。

  • 3月30日

    デ・ラランデ邸

    続いて、基礎立上り部分の型枠を組み立てます。

  • 4月4日

    デ・ラランデ邸

    基礎型枠の状況。

  • 4月5日

    デ・ラランデ邸

    基礎立上りコンクリート打設作業。

  • 4月6日

    デ・ラランデ邸

    基礎立上りコンクリートを打設した状況。

  • 4月9日

    デ・ラランデ邸

    コンクリートの打設を終え、型枠を解体しました。

  • 4月11日

    デ・ラランデ邸

    建物の基礎となる部材を取付け、桧の新材にて敷込。

  • 4月11日

    デ・ラランデ邸

    既存部材にならい、新規材でも同様に金輪継手としました。

  • 4月16日

    デ・ラランデ邸

    床下を支える礎石をモルタルにて固定。

  • 4月17日

    デ・ラランデ邸

    建物周囲を土で埋めています。

  • 4月20日

    デ・ラランデ邸

    1階の柱が建ちました。

  • 5月1日

    デ・ラランデ邸

    2階の床梁を建込みしています。

  • 5月1日

    デ・ラランデ邸

    ゴム製の掛矢にて、梁材を打込みます。

  • 5月10日

    デ・ラランデ邸

    2階へ上がる階段踊場。既存柱がありました。

  • 5月10日

    デ・ラランデ邸

    2階へ上がったところの梁材。

  • 5月15日

    デ・ラランデ邸

    新規米ヒバ材を取付しました。その間に既存材の根太が入る予定です。

  • 5月16日

    デ・ラランデ邸

    復元棟3階柱建方。濃い色は既存材。薄い色は新規杉材。

  • 5月17日

    デ・ラランデ邸

    復元棟3F床梁建方。

  • 5月25日

    デ・ラランデ邸

    垂木補修。傷んでいる部分を新規材にて補修。

  • 6月2日

    デ・ラランデ邸

    屋根垂木。濃い色は既存材、薄い色は新規米ヒバ材。

  • 6月4日

    デ・ラランデ邸

    垂木が転ばないように、垂木間に新規材の転び止めを取り付け。

  • 6月7日

    デ・ラランデ邸

    垂木の上に構造用合板を貼っている。屋根勾配は8寸5分(約40度)。

  • 6月8日

    デ・ラランデ邸

    上棟式。曵綱の儀。参加者と一緒に綱を曵き、棟木を棟まで曵上げました。

  • 6月8日

    デ・ラランデ邸

    上棟式。大きな御弊を持ち、棟木を見上げて、掛声を唱えて振る振弊役。

  • 6月8日

    デ・ラランデ邸

    上棟式。棟梁送り。弊串を担いで木遣りを歌いながら、練り歩きました。

  • 6月15日

    デ・ラランデ邸

    創建当時の色を塗装するため、建具の既存の塗装材を落としているところ。

  • 6月23日

    デ・ラランデ邸

    2階の根太。濃い色は既存材、薄い色は新規米ヒバ材。

  • 6月29日

    デ・ラランデ邸

    食堂となる居間の天井裏には、換気ダクトを配管。

  • 6月29日

    デ・ラランデ邸

    柱と土台を耐震補強金物にて固定。

  • 7月21日

    デ・ラランデ邸

    既存の床板を張る前に、仮に並べて調査をしているところ。

  • 7月24日

    デ・ラランデ邸

    3階の根太。濃い色は既存材、薄い色は新規米ヒバ材。

  • 8月8日

    デ・ラランデ邸

    和室部分の壁に竹を縄で編んで、土壁を塗ります。

  • 8月21日

    デ・ラランデ邸

    3階部分の床の現状です。この上に既存床材を貼っていきます。

  • 8月31日

    デ・ラランデ邸

    3階部分のスレート屋根の下葺き。

  • 9月14日

    デ・ラランデ邸

    白アリや木材の腐朽を防ぐ役割をする薬剤を散布。

  • 10月12日

    デ・ラランデ邸

    大屋根の谷部の下葺き。

  • 10月27日

    デ・ラランデ邸

    2階の壁下地。

  • 11月8日

    デ・ラランデ邸

    大屋根のスレートを葺いていきます。

  • 11月25日

    デ・ラランデ邸

    南側からみた工事途中のようす。

  • 11月29日

    デ・ラランデ邸

    建物の南側に張り出すテラスの石積み。

  • 12月05日

    デ・ラランデ邸

    1階居間天井の格子の下塗り・ひげこ取付。

  • 12月16日

    デ・ラランデ邸

    食堂天井の左官塗り下塗り。

  • 12月26日

    デ・ラランデ邸

    東面窓台下外壁下塗り。

  • 2013年(平成25) 2月18日

    デ・ラランデ邸

    1階の壁塗り。

  • 2月20日

    デ・ラランデ邸

    敷地の南西角に設置される正門の建方。

  • 3月20日

    デ・ラランデ邸

    1階内観(食堂)。

  • 3月20日

    デ・ラランデ邸

    南側からの外観。