過去の展示一覧

2008年

■「日本の建物」第三部「日本の建築博物館」
会期:平成20年9月13日〜12月7日

日本各地には、伝統的民家や町並み、特色ある建造物を後世に伝えることを目的とし、移築という手法を取りながら、保存・公開・活用を行っている建築博物館があります。本展覧会では、各地の特色ある建築博物館の活動を紹介するとともに、建築博物館を広義に捉え、各地のさまざまな建造物や景観の保存の取り組みに関しても紹介し、現代に生きる私たちが日本の豊かな建築文化を残していく重要性について考えていきます。


展示コーナーの一角に全国伝統的建造物群保存地区協議会の協力を得て、加盟地区50カ所の写真パネルを一堂に展示しました。日本各地には豊かな建築文化が残っていることと同時にこれらを色褪せることなく伝えていくことの重要性を改めて感じました。旅に出たくなる展覧会でした。


「日本の建物」第二部「建物と夏」
会期:平成20年7月1日〜8月31日

日本の夏は、地域によってさまざまな表情をもち、それは建物の構造や内外装、調度品に少なからぬ影響を及ぼしてきました。本展覧会では、日本各地の夏の諸相を概観するとともに、建築にみられる「涼」の工夫を紹介します。本展を通じ、住環境に向けられた日本人のまなざしが、時代を追ってみえてくることでしょう。


沖縄の伝統的民家にみられる赤瓦やシーサー、そして万平ホテルのステンドグラスなど、豊富な実物資料に見入るお客様の姿が多く見られました。再現コーナーである夏のしつらい空間では、簀戸や籐むしろと並び、風鈴の軽やかな音色が、展示室に夏の涼を演出していました。


■「日本の建物」第一部「木造建築の魅力」
会期:平成20年3月28日〜6月1日

古来より森林資源が豊富であった日本では、さまざまな形で木造建築が造られてきました。雄大かつ繊細な寺社建築や骨太で力強い民家建築など、木材の性質を活かしつつ環境に合致した高い技術と表現は、世界的な評価を受けています。本展では詳細に造られた模型や、技術の粋が見られる部材などを展示することにより、木造建築が持つ魅力に迫ります。


古代の寺社建築から近代の木造モダニズム建築、そして現代建築まで。「木造」という切り口で、古今東西の建築を結集した展覧会は前例がなく、日本の木造文化の奥深さを多くの方々が再認識されたことと思います。

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