現在の展示

川崎平右衛門
■会期:平成29年2月7日(火) 〜5月7日(日)
■会場:江戸東京たてもの園 展示室 〈交通案内〉
■開園時間:3月17日(金)まで9:30〜16:30(入園は16:00まで)
      3月18日(土)から9:30〜17:30(入園は 17:00まで)
■休園日:月曜日(月曜日が祝休日の場合はその翌日)※ただし3月21日・27日、4月3日、5月1日は開園
■主催:東京都 江戸東京たてもの園
■共催:府中市 小金井市
■観覧料金:入園料でご覧になれます。〈入園料〉


川崎平右衛門 ― 武蔵野新田開発の立役者 ―
 八代将軍となった徳川吉宗(とくがわよしむね)は、享保(きょうほう)の改革(かいかく)と呼ばれるさまざまな政策を実施しました。著名なものには足高(たしだか)の制(せい)や町火消しの設置などが知られていますが、年貢(ねんぐ)の収入を増やすための大規模な新田開発(しんでんかいはつ)もそのひとつです。多摩地域に広がる武蔵野新田(むさしのしんでん)もこの時期に開かれました。しかし、その経営は必ずしも順調なものではありませんでした。そこで武蔵野新田の担当であった町奉行大岡忠相(おおおかただすけ)は地域を知る人物に白羽の矢を立て、武蔵野新田の運営を任せたのです。それが武蔵国押立(おしだて)村の名主(なぬし)川崎平右衛門でした。平右衛門は期待に応(こた)え武蔵野新田の立て直しを図(はか)り、次第に村々の経営は安定していきました。この功績により平右衛門は武士として取り立てられ、幕府の代官(だいかん)として、現在の岐阜県や島根県に赴(おもむ)き、武蔵野新田で培(つちか)った手腕を発揮していきます。
 本展では武蔵野新田開発の特徴を交えながら、現在の多摩地域発展の立役者となった平右衛門の事績を振り返ります。

展示構成

  • 1章 享保の改革
  • 2章 武蔵野新田の開発と行き詰まり
  • 3章 川崎平右衛門の登場
  • 4章 武蔵野新田の安定
  • 5章 美濃へ、石見へ −幕府代官 川崎平右衛門
元文小判(89210342)/江戸東京博物館蔵
元文小判(89210342)/
江戸東京博物館蔵
定火消御役 町火消纏一覧(88203050)/江戸東京博物館蔵
定火消御役 町火消纏一覧(88203050)/
江戸東京博物館蔵
武蔵野図屏風 左隻(87201313)/江戸時代中期頃/江戸東京博物館蔵
武蔵野図屏風 左隻(87201313)/江戸時代中期頃/江戸東京博物館蔵
川崎平右衛門肖像画(複製)/府中市郷土の森博物館蔵
川崎平右衛門肖像画(複製)/府中市郷土の森博物館蔵
武蔵野新田場世話役申付書/ 1739年(元文4)8月/府中市郷土の森博物館蔵
武蔵野新田場世話役申付書/ 1739年(元文4)8月/府中市郷土の森博物館蔵
御上水御堀替地所絵図面/ 1740年(元文5)6月/府中市郷土の森博物館蔵
御上水御堀替地所絵図面/ 1740年(元文5)6月/府中市郷土の森博物館蔵
石見国銀山旧記/ 1842年(天保13)以-降/石見銀山資料館蔵
石見国銀山旧記/ 1842年(天保13)以降/
石見銀山資料館蔵
長良川堤防決壊絵図(94344859)/江戸東京博物館蔵
長良川堤防決壊絵図(94344859)/
江戸東京博物館蔵

関連企画

〈ミュージアムトーク〉

2月25日(土)・4月22日(土) 両日とも14:30〜 会場:展示室

「『川崎平右衛門展』の見どころ」 担当:眞下祥幸(江戸東京たてもの園学芸員)

〈講演会〉

4月9日(日)13:30 〜15:00 会場:ビジターセンター内 ※定員80名(当日先着順)※聴講無料

「武蔵野新田の開発と歴代の代官、そして平右衛門 」
講師:眞下祥幸(江戸東京たてもの園学芸員)

「平右衛門と二つの羅漢寺 」
講師 : 馬場治子氏(元府中市郷土の森博物館学芸員)

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